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1375.
護神将軍は、いつも通りに執務室にいた。そして、平静に羽ペンで書類を仕分けし、侍立へと書類を渡していた。
「ああ、そういえば」
「どうした」
護神将軍へと、侍立が話しかけた。
「なんでも敵方は、飛行場を作っているとか。それ用の格納庫や、爆発物保管庫を作っているとのことです」
「これほど近くなのに、か」
「左様で。おそらくではありますが、輸送用でありましょう。遠く離れた自らの領地から、こちらへと資源を送るのに、鉄道では時間がかかりましょうから」
侍立の言葉は、軍司令官らからの報告を基にしていたが、おおよそ当たっていた。




