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1362.
「この書類は……」
最後の一枚の書類で、護神将軍は再び手を止める。侍立に回し、そして確認させる。
「護神将軍がその存在を証明することができなくなった場合の地位保全に関する書類ですね」
「つまり、闘いに負ける、あるいは買ったとしても戦死した場合の後について考えるということだな」
「そういうことになりましょう」
書類の差出人は護王将軍になっている。なぜこれが最後になっているのかは分からないが、わざわざこのような書類を作ってくるところから見ても、護王将軍は護神将軍のことを負けると思っているようだ。




