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134.

 午後10時を告げる、甲高い笛の音が、響き渡った。ピーッ、ピーッ、ピーッと3回鳴ると、それが合図となった。奉王将軍が、立ちあがって、その場にいる全員の注目を集めるため、パンパンパンと3回手を叩く。静まり返る会場。遠くの祭りの喧騒が、身近に感じるほど、この辺りは静かになった。

「我々は、そろそろ戻らなければならない。だが、気兼ねすることはない。今日は祭りだ。我々がいなくなっても、気にすることなく続けてほしい」

 言い終わると、どこからともなく、万歳の声が上がり、万歳三唱となった。それを受けてから、岩屋とラグの2人とともに、奉王将軍は席を立ち、祭りの会場を後にした。

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