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兵からの情報によって、大まかな状況がわかった。発電所の一つが炎上、おそらくはテロ行為、犯人は逃走中、影響は送電設備の停止とその周辺の停電、現在は他所からの送電でどうにかなっている。
「とにかく今は火を消すことが優先だ」
アードラーが兵を解放してから副官へと伝える。すでにうごいている自主消防組織以外にも、どうやら人手がいるようだ。
「陸上部隊からも1割ほどの人数を消火に充てています。他にもいるでしょうか」
「さあな」
アードラーは歩きながら副官と話した。
「今はこれ以上延焼しないことを祈ろう」




