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131.

 岩屋は、奉王将軍からの質問に、即答できなかった。空から来たと言われていたが、誰もその姿を見たことが無く、川辺に流れ着いていただけだからだ。ただ、当時、服がぬれていたということはなく、空から降ってきたというのが一番のような気がする。岩屋はそう結論してたものの、確かにそうかと言われたら、返答に窮する。それが、今、現れたということだ。

「…一応、空から来たようです」

「なるほど、ということは、いずれかのタイミングで河の向こうからどなたかがやってくるということになりますね」

 奉王将軍が、面白そうに言う。それは、岩屋から見たら、ライバルとなりそうな人が増えることを楽しんでいるように見えた。

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