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1289.
「貴殿が隊長であるのかどうなのか、答えていただきたい」
「俺は副隊長格だ。それがどうした」
「つまり、もう一つ上がいるのか」
個隊長は答えを聞くと、すぐさま左右へと部下を分けさせる。直後、話していた副隊長の前面全域に銃弾が降り注いだ。他のところにいた部隊も合流してきたようで、さっきの比にならないほどの量がある。
「時間稼ぎか」
「まあ、そういうことになるな。悪く思うなよ、これも任務でな」
当然のことのように、敵の副隊長は話す。その間にも、周囲に人影が動き出した。




