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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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1285.

「ちっ、反らしたか」

 発砲音は聞こえない。が、声は聞こえてきた。まず個隊長は全員を草陰へと伏せさせる。

「だれだっ」

 声が聞こえるということは、こちらの声も聞こえているはず。そう考え、個隊長が全周囲へと叫ぶ。

「こちとら、忙しいんだ。残念だけども名乗ってる時間はねぇんだよ」

「そうか」

 再び発砲。頭の上を通っていく。それが月光に照らされ、おおまかな発射方向はつかめた。問題は、それがどれだけ遠いのかだ。その距離によっては、他の敵兵に撃たれる可能性が飛躍的に高まるためだ。

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