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「爆撃機は、まずは戦闘機部隊が迎撃します。彼らが撃ち漏らした機体を、我々が撃墜します」
作戦はこれで全てだった。航空基地は領地の奥に複数あることが分かっている。波状攻撃で襲ってくること、同時に先遣部隊はいけるだろうが、それ以上はどうなるのかはわからないということもあり、アードラーは用心に用心を重ねていた。
「榴砲弾の準備はできているか」
最後の念押しとして、アードラーが陸上参謀へと聞いた。
「無論です。半径は上に200メートル、下に300メートルとなっております」
「そうか」
それを聞いて、少しはアードラーは安心したようだ。




