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119.

 初めは、屠られた羊が登場した。皮ははがされており、さらに羊の体を貫くように鉄の棒が刺さっている。そしてそのまま、ステージの前のたき火へと供された。供された、というものの、実際にはたき火の左右に在る支えに鉄の棒を置いて、羊がたき火に直接焙られる形になる。その横では、牛が今まさに屠られようとしていた。眠っているように、またはあきらめたかのように、牛はすでに横たわっている。そこで血を抜き取っていた。そこに、あらかじめ抜き取られていた豚の生き血と混ぜ、ラグと岩屋の前にコップに入れられて差し出された。

「どうぞ。そして、エネルギーを」

「いただきます」

 岩屋もラグも、コップを受け取り、一息で飲み干した。そして、コップを返した。

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