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「空については分からないのだな」
まずは岩屋がスカイハルに聞いた。それにスカイハルはうなづいて答える。
「予想進軍の通りについては調査を行いました。しかしながら、時間的に短かったので……」
「それは重々承知だ。その限られた時間でどうにかするのが君の仕事だと思っている」
岩屋は今までのような雰囲気ではない。何か焦っているような感じも受ける。それほどまでにサザキらを大切に思っているのだろう。それで足元をすくわれなければいい、とスカイハルは思った。
「それでは空軍戦力については彼我同等と考えることにする。その上で、どう進めばいい」
岩屋が再び質問した。




