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「ところで」
「なんでしょうか」
お茶を入れてきたライタントに、礼を言いつつもそれを受け取って、岩屋は質問をしていた。
「あのミサイルらしき飛翔体は、どうなっているかね」
「空軍で迎撃を試みているところです。なお、ゴーンドーレス閣下より、こちらへと向かって飛んでいるようだという報告が上がっております」
「そうか、なら彼らを信じよう。今の僕らにできる唯一のことは、信頼することだ」
岩屋は言いつつ、お茶をすする。
「うん、やはりいい味だ」
「ありがとうございます」
微笑みつつ、ライタントもお茶を飲んでいた。




