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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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1058.

 きっとはじめの一歩が怖いだけだ。ゴーンドーレスがなりゆきを見守る中、戦車部隊長はそれを知っていた。土煙の中、誰も出て来ようとはしない。最初はそういうものだ。だが、戦車部隊長は確信を持っていた。初めの1人がでると、この塹壕は崩壊する。

 ゴーンドーレス側の塹壕から、両手を挙げ、手のひらを戦車部隊長へと見せながら出てくる1人の兵士が見える。

「我々は、1時間の間一切攻撃をしない。どうか、安心して出られよ」

 戦車部隊長が拡声器を通して叫んだ。

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