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そして、午後の部も終わると、夕食を挟み、夜の部が続くことになる。
原則、夜の部は、10時までとなっている。この時間は、ちょうど祭りが始まって12時間ということというキリの良さもあり、将軍一同はこの時間を持って帰ることになる。一方で庶民はここから朝までドンチャン騒ぎして、楽しむことになる。この日ばかりは、どこの店も休みで、奉城民総出で祭りを楽しむ一日だ。屋台が開かれているのは、実は南門広場以外も、あちこちで開かれている。中枢地域は、いろんな人が入り乱れるということになるわけだ。
ここで一旦ホテルに新将軍は帰り、翌朝、一行を引き連れて領地へと帰ることになっていた。




