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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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1044/4333

1043.

 この名も語り継がれない一名の兵士は宣言の通り、何も武器を持っていない。誰もが見守る中走り続け、そして岩屋側の捕虜となった。宣言通りにするということを見届けてから、塹壕の中はどんどんと人が減っていく。

 30分後、雪崩を打つように兵士は降伏をしていた。ゴーンドーレスはそのために専門の部隊を作る必要があったほどだ。おおよそ3割ほどの人数となった塹壕の中を見渡して塹壕の司令はうなづきながら拍手をしていた。

「貴殿らは勇気がある。それは味方は当然のこととして、敵であろうと讃えられなければならない勇気だ。死が迫りくるなか、我々は一体となり敵と戦い散るであろう。我らが我らであるという命の叫びである」

 司令が、演説をしている間にも、士気は否応なく上がっていく。死に直面して、恐怖はもちろん、乗り越えなければならない幾つもの壁の向こう側に、彼らは立っている。それを司令は知っている。だからこそ、司令もここに残り、最後の指揮をとることとした。

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