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第5話 代理監督


(小原)まずい 寝坊した


今日は朝10時には入ってくれと家元に言われていた

わたわたとあわてて身支度を整える小原 スタジアムまでは30分もあれば着くが

時計はもう9時をまわっていた


(篝)あ、おぱですう 小原さん


篝が部屋から出て階段を下りてきた

小原は篝に軽く会釈するとわたわたと身支度をしていた


(小原)あ、すいません それじゃ行ってきます


そういうとばたばたと小原は出かけて行った


(篝)ふうん なんか 熱が入った感じ? (´∀`*)ウフフ


―――――――市川フェニックススタジアムーーーーーーーーー


(小原)ま、間に合った


小原はぜいぜい言いながら事務所についた すると小原を見つけた家元がちょいちょいと手招きをする

またPSチームマネジメントである


(家元)いいですか?見ててくださいよ


前回と同じく讃岐戦である が布陣は相変わらず3-4-3の超極端な布陣

7人で攻撃する究極の攻撃布陣である

試合開始すると 中央にいる前衛の選手がボールを持つ

そしてその選手が1,2,3人かわして

      ごーっる


(家元)おっしゃー見たか


(小原)えええええ そんな馬鹿な


PSマネジメントは極端な能力差がでにくくなっている

特にN3同士の選手に格差なんて絶対に出ない為 一人で二人抜くことはあっても3人なんてまず無い

いったいどういうからくりを使ってるんだろうか?

それからも立て続けにゴール


4-0で市川の勝ち


(家元)おっしゃー見ましたか?小原さん これなら勝てますよね??


(小原)あ、いやこれもしかして今日の試合で使うんですか??


家元はこくこくとうなずく


(小原)ええー ダイジョブですかねえ?


(家元)まあ ミーティングルーム行ってきます 小原さんも来てくださいよ

選手のケアとかも頼みたいです


(小原)あ、ハイわかりました


ーーーーーーーミーティングルームーーーーーーーーー


ルームには12人の選手が待っていた

空気が異様に重い、、、 まあ昨日の負けをひきずっているのだろうかお通夜みたいである

そこに家元がノートパソコンを持って現れる


(家元)みんな これを見てくれ!!


ノパソをみんなの見えるとこに置くと 小原に見せた時のように試合開始のボタンを押す

するとさっきと同じような展開になり また4-1で勝利した

さっきと若干違うが終始圧倒していい勝ち方だった


おおおおおおお すげー なんだこの布陣 


、、、、、みんな異常に盛り上がっている、、、、、

今の若い世代はゲームの信頼度かなり高いんだろうか?

お通夜から優勝したような空気に一気にかわっていった


おおおーこれなら勝てるぞ!! みんなやってやろうぜ!!


みんな意気揚々とミーティングルームを後にする

まあ士気が大事なので 若いしイケちゃったりするのだろうか?

家元に言いたいことはあったが見守ってみるのもありかな?と小原は思っていた


ーーーーーーーーーーー解説、実況室ーーーーーーーーーー


(家元)今回は自信ありますよ!!多門さん


(多門)ほほう それは楽しみですな


(家元)新布陣3-4-3 3トップです 4点取ってぼろ勝ちしてみせますよ


(多門)おおお それは楽しみじゃあ今回はワクワクしてみれますな


(多門)さあ キックオフです いつもどうり九蘇真面目から林原

今回は切山先発ですか どうなるのでしょうか?


       ゴー――――――――ル ハイまた讃岐

もう見飽きたよ 開始なんだ?58秒でゴール いやあもうカップ麺より速いね


ハイ、またゴール またゴール ゴール ゴール ゴール ゴール、、、、、、、


最弱の新布陣 ここまで来ると面白くなってきますね 0-8で市川の負け

いやー 買いますか?1点100万くらいで売ってくれますか?

もう金かね? そのくらいしか勝てる可能性無いかね?


プツ


いつもより大分イライラして 多門さんは出て行った、、、

隣に居た家元は魂が抜けたように呆けている

小原は家元を引っ張って事務所まで連れていき 水を一杯飲ませた


(家元)うっ、、、


家元は泣き出した なんかもうどうしたらいいかわからないのだろうか?

彼なりに精いっぱいやったのは事実だろう それでも結果はさんざんだった

ゲームだし明らかに素人の采配 無理もないと言えば無理もない


し、失礼します


そこに背の高い青年が事務所に入ってきた

180くらいはあるだろうか?


(青年)あ、あの僕もう辞めようと思って


(家元)ええーウソでしょう GKいなくなったら誰が守るのよ一人しかいないのに


(青年)あ、家元さんできるんでしょ?選手兼会長だし


(家元)そんなん無理だあ


家元はそう言うと右太ももをおさえた たしかにあの状態ではピッチなんて出れない

彼は他の選手より明らかに高齢だし 再トレーニングするとしても時間がかかるだろう

何より慎重にやらないとあっという間にケガしてしまう


(青年)じゃ スイマセン 放出でいいんで 


そう言うと青年はそそくさと出て行った


(家元)うわああああああん もうなんなのう( ゜Д゜)


家元は子供のように泣き出した 彼自身に何があったか知らないが色々ギリギリだったのだろう

まあまあと小原がなだめると せきをきったように話しだした


(家元)もう 無理なんですよ小原さん 次負けると降格なんです

N3降格すると自動で全部なくなるんです 破産なんです 死ねっていうんです( ゜Д゜)

このスタジアム25億したんです それ全部消し飛ぶんです 意味わかんないです

僕がなにしたって言うの 誰か助けてよ( ゜Д゜)

あああああああああああああ


ざっくりだがなんとなく状況がつかみとれた気がする、、、

とにかく物凄いギリギリの状態でやっているんだなってのは伝わってきた

小原としても何かしてやれないかとは思うが 自分自身人に褒められるようなスキルも無いし


(小原)PSマネジメント これ私数千時間やってるんですね


(家元)ええ?マジですか?


(小原)N3チームN1に昇格させたこともあります


(家元)すげー 神じゃないですか え?どうやるんですか?


とりあえず自分がやった方法と 戦略がもしかしたら通用するかもしれない

他に伝えられるものなんかない

出来ることはやってみようと 小原は思った


第6話に続く




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