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普通のおじさんがプロサッカーチームの監督になる話  作者: dodongadondon


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第26話 それぞれの決戦前夜 家元の場合



――――――――――BAR逃げ場所ーーーーーーーーーーー


(ママ)あら いらっしゃい なんだいえもっちゃんか


(家元)、、、、、、、、


家元は無言でカウンターの席に座る そのままうつ伏せに顔を伏せた


松田(バブ子) あら?どうしたのいえもっちゃん?


松田はこのバーで働いているときはバブ子と名乗っている

家元がいつも頼むホットミルクを家元の目の前に置いた

置かれたホットミルクを無言で飲む家元


(家元)バブちゃん もう明日だよううううううう( ゜Д゜)

無理だって こんな足じゃ8点とられるようううううう( ゜Д゜)


(バブ子)だいじょぶ いえもっちゃんはあたしが守るから

左半分はあたしにまかせて いえもっちゃんは右だけ守りなさい


(家元)バブちゃああああん( ゜Д゜)


家元は泣きながらバブ子に抱き着いた バブ子はよしよしと家元の頭をなでていた


(バブ子)【だいじょぶよいえもっちゃん 絶対に守り抜いて見せるからね もうアナタの夢はアナタだけのものじゃないんだから】



ーーーーーーーーーーーーーうなぎ食堂にてーーーーーーーーーーーー



(鰻の母親)あら まだやってんのかい? もう9時だよ?

明日朝早いんじゃないの?


鰻は実家でうなぎをさばいていた 今日はおやじが体調不良で寝込んでるらしく

うなぎが3匹さばききれてなかった おやじと比べると慣れない手つきで 懸命にうなぎをさばいていく


(鰻)なんか 寝れなくて これやっちゃったら寝るよ


そんなことをやってると2階から誰かが降りてきた


(鰻の父親)おいおい お前クビだって言っただろ?


(鰻の母親)あんた またそんなこといって


(鰻の父親)いいから そんなのは俺に任せて寝ろ!

お前もプロだったら ちゃんと プロとして責任もってやりやがれ

クソみたいな仕事したら うなぎだってサッカーだって客が逃げちまうからな 結局は客商売なんだから


(鰻)わ、わかったよ 


鰻は少しムシャクシャした感じで 髪の毛をぐしゃぐしゃとかきむしると

そのまま寝室に向かっていった


(鰻の母親)なんで あんな言い方しかできないのかしらねえ?


(鰻の父親)けっ 


鰻の父親は吐き捨てるように 鰻の母親をにらむと

すぐに2本目のうなぎを取り出し 軽快にさばいていった


第27話につづく

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