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(どうして・・・どうしてこうなった!?)


男は夜の森を走る。雨が降り、暗く、視界も悪い。その姿は焦り、困惑している。


「逃がすかぁ!」

「待て、コラァ!」


少し離れたところから数人の男たちの怒号が聞こえてくる。


(ヤバい!ヤバい!捕まりたくない!山賊なんかになりたくない!!)


後ろを気にしつつ、逃げる。距離はそこまで離れていない。


「うぉっっっ!?」


足を滑らせ、数メートル崖下へ転がり落ちていく。


「つぅっ!」


脇腹を痛めたようだ。


(どうしよう・・・どうすればいい?)


辺りを見回す。ふと、明るくなっている場所があることに気づく。


(人がいるかも、助けてもらえるかもしれない。)


痛みに耐えながら、光を目指す。


光を追い、辿り着いた場所にあったのは洞窟だった。中は暗い。


(あれ?さっきの明かりは?脇腹が痛い。寒い。疲れた。休みたい。)


男は洞窟に身を潜め、休むことにした。


(あー、どうしてこうなったんだろう・・・)


これまでを思い返す男。洞窟の奥でふっと影が揺らめく。男はこれまでの疲労から、その影に気付かず、気を失うように眠りにおちていく。




はじめまして!

読んでいただきありがとうございます。

初めて書いてみたので、感想・評価等いただけるとありがたいです。

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