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熱波

作者: 睦月ヨル

自分の書く詞には、ほぼタイトルつけて無いので、とりあえず投稿用にタイトルつけました。なので、合ってないかもしれません。

地上30度に傾いた オレンジの太陽(ひかり)から

圧迫される息苦しさ どうしようもない苛立ち

加速して空気切り裂いても絡みつく


太陽(たいよう)の熱にうなされた 砂漠が海の夢を見る

広く地平線まで続く揺らぐ逃げ水 幻の海

踏み出すことがためらわれる まるで僕たちの未来


捕らえるものも何もない 自由な世界で生きていたい

涙も笑いも全てが自分 何かのために作りはしない



天の川(かわ)は激流それとも濁流 輝きが見えない

吹く風の生暖かさ 身体捕らえられ動けない

汗ばむ胸元 吐く息も荒く横たわる

世界は洪水に飲み込まれ 僕らの頭をも掻き回す

昼も夜もない眠らない都会(まち) 眠らない地球(ほし)

必死に掴み出さなきゃ前は見えない それは夢を掴む(いきる)ってこと?


見えない未来(さき)は有限無限 この手で創るってのもいいんじゃない?

包み込む風 沸き立つ水も全ては僕らのために動き出す

もうこの足はどこへでも歩いてゆける

そう この瞬間から

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