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なんちゃってと思ってもたまに取り返しがつかなくなる

いきなり何を「言い出すのか」と思われるかもしれないが、


「自分は、物語の主人公であると捉えた方がモチベーションが上がる」


そう考える。モチベーションというよりは、今までの中でずっと生きやすくなる。

と、言い換えた方がより的確なのかもしれないと、ぼくは思う。


私ーー無限はそう、資料の最後に綴った。

何の特別なことは無い。ただ単に思った事を書いていくだけで、意味はあるようで無い。



突然だが、この世界、というよりも多世界について、実はほとんどがわからない事だらけである。

確かな空間は存在するのに、周りの世界と接触することはないし、空間的な交わりはないにもかかわらず、世界自体の全体像なんてほとんど見ることができない。


「地球」と言われる多世界の中で、2、3番目に大きい世界。何故地球と名付けられたかなんて単純で、いちばんさいしょに見つけた惑星がそれだから。

そもそも空間的に大きく広いのに対して、宇宙が大きすぎるし、生物が生きていくのには狭すぎる。

もしあの世界の小さな「国」という中に生きる彼らに、多世界の常識であるこの事実を教えたら驚愕するだろう。1人辺り持つ面積なるものが分かり易い大きさで表すとしたら、オーストラリア一つ分だと。

そもそも地球の生物と多世界の常識に生きる多世界の生物は全く違う。

食事量といい、1日の総時間であり、季節の数であり、全く異なる。


話は戻って、多世界間の話になる。


直感的に多世界を渡る時というのは「いつのまにか」というのがしょっ中ある。

何故かなんて理由を探る意味もない。その間と間の時間経過を体感することはしにくいこと出るから……


まあ何がいいたいかって言われると、それこそ、返答に困る。

故にわからないということであってだがしかし分かるということである。


遠回しに表現しなければ説明できないことであり、この世その世あの世どの世、至るものを説明するには、このような説明をするしかないのだと心底思ってみたりするが、


やはりそうでもないかもなんて思ったりする。

その連続であり、その連続は止まることは無いのかもしれないと、

僕は別館で資料を見ながら思ったりする。


無限は、資料を管理する優多の横で、資料を枕によだれを垂らしながら寝ていたーー


それから、別館が揺れるほどに優多の怒鳴り声が轟くのはいうまでも無い

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