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人類削減ゲーム 〜Mankaind reduction game〜  作者: 新異瑠利
最終章 トランプゲーム
26/27

第26話 海南斗のイカサマ

1ゲーム目が始まった。海南斗が「さぁ迅早く引け。」と迅に言った。迅はトランプの束から5枚引いた。5♣️、3♦︎、7♠️、J♥︎、9♠️だった。

迅(ここは・・・Jを出した方が良いか・・・。)

トランプはカード立てに置いた。Jのカードを裏向きにして、前に出した。海南斗も続けて出した。

海南斗「これかな?」

迅「裏返すぞ。」

パッと同時で裏返した。海南斗はQ♥︎だった。

海南斗「はっはっはっ!!まずは1勝!!」

迅「くっ!」(あと一回負けたら・・・いや!そんな事考えるな!!次は絶対勝つ!勝ってやる!だが何だ?この違和感は。)

海南斗「どうした?」

「何でも無い。」と言ってトランプカードを見た。

迅(3で一発賭けるか?いや。9で安全に・・・。だが負けたら・・・。いや!負けたらじゃねぇ!勝つんだ!)

迅は海南斗を睨んだ。するとある事に気付いた。海南斗が迅の手札を見ていた。裏側だから気にする事は無いか。迅は9を出した。海南斗はニヤッと笑い。

海南斗「残念。迅。」

海南斗がカードを出して呟いた。出てきたのは、K♦︎だった。ラウンド数は3回だが、海南斗が2回勝った為このゲームは終了。迅は負けた。背凭れにバタンと体重を乗せた。一瞬で終わった。

海南斗「そうだなぁ。迅。お前は何利きだ?」

迅「え?」

海南斗「手だよ。手。右利きか、左利きかを聞いているんだ。」

迅「右だ。」

手下を呼んで

海南斗「ここは俺の慈悲の気持ちだ。逆の左を取らせてもらうよ。」

左肩に謎の機械を取り付けられた。

迅(こんなあっさり腕が取られるなんて・・・・・・。)

迅の目から涙が出てきた。それを見た海南斗は

海南斗「男が泣くなんてみっともないねぇ。潔く腕を切られな。」

海南斗は上げていた手をサッと下ろした。手下は頷きスイッチを押した。

迅「あぁぁ!!ぐぅぅ!!!」

腕を切られた瞬間今迄に無い、激痛が迅を襲った。迅は椅子から倒れて、左腕を抑えて暴れた。

海南斗「ここで死んだら面白くないだろ?おい。」

手下「はっ!」

手下3人が手足を抑え、もう1人の手下が左腕に包帯を巻いた。迅は痛みを感じながらも、必死で勝負中に出てきた違和感の事を考えた。と言っても痛みの所為でじっくりと考える事は出来なかった。涙で良くは見えなかったが、海南斗を睨み付けるとサングラスに目が勝手に行った。

迅(彼奴は最初の時もサングラスをしていた。勿論記者会見の時もだ。)「あぐっ!!」

深く考えれば痛みが出てきた。迅は飽きらめずに考えた。

迅(でも今掛けているサングラスは、それらの時に掛けていたサングラスとは違う。偶然か?)

その時電流の様な痛みが左腕・・・いや、左肩から流れた。迅は叫んだ。するとある事を思い出した。

迅(そういえば数当て勝負ゲームが終わった後、部屋に入ってTVを点けた時のCM!!あの時特殊なスプレーをした画用紙等は、特殊なサングラスを掛けると、裏から文字が見えるんだ!!)

手下は椅子を直して、迅を椅子に座らせた。

海南斗「暫く暴れた感想は?」

迅「感謝してるぜ。」

海南斗「はぁ?」

迅はトランプを引き、カード立てを目の前に持ってきて、右手で覆い口で立てた。立てた後も右手で覆ったままだった。そして、カードを選ぶとカード立てを膝に落として、そのカードを右手で取って机に置いた。だが、その後も手の平で裏面を隠した。

迅「さぁ来いよ!海南斗!!」

海南斗「・・・。」

海南斗は迷った。そしてカードを出した。両者カードを裏返した。海南斗は9♣️。そして迅は・・・・・・J♠️。迅の1勝。

海南斗「何をした?」

迅「別に。くっ・・・。左肩が・・・。」

迅の腕・・・というよりは、肩に巻き付けられている包帯はもう真っ赤に染まっていた。

迅(大量出血でしなねぇかな。俺。大量出血では死にたくねぇな。)

手下に新しい包帯を巻き付けてもらった。

迅「さぁ早く来いよ!海南斗!!」

海南斗「あぁ。言われなくてもわかってる。お前からしろ。」

迅はカードを選んで出した。また手で隠した。海南斗も出して、両者カードを裏返した。海南斗はK♠️だった。迅はK♥︎だった。結果マークで迅の勝利。海南斗が自分の敗北に、信じられないといった顔だった。

迅「海南斗・・・。お前の負けだ。」

海南斗「腕か?足か?何だ?お前が選ぶのは。」

迅「俺はお前がサングラスを失う事を望む!!さぁ!!早くサングラスを取れ!!そして、正々堂々と勝負しろ。海南斗!!」

海南斗は渋々サングラスを取った。海南斗は「他には?サングラスだけじゃ失った事にはならねぇだろ?」と言ったが、迅は一発で海南斗を殺したかった為断った。

迅「そのサングラスがイカサマの種という事がわかった。それで充分だ。」

そして最終ゲームの最終戦が始まった。

次回で遂にMRGは最終回です!!

MRGが終わった後僕の新しい小説

『この世界を救うのは魔族と人間のハーフ!!』

が始まります!!是非そちらも見て下さい!!

というかまだ最終回来てないのに、気が早いですね・・・。

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