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救済のエデン  作者: 文人
1/4

世界

どうぞこれからよろしくお願いします。

気長に待ち、気楽に読んでいただけると幸いです。

《世界》

 それは、どこまでも大きくどこもでも優しくどこまでも美しくどこまでも厳しくどこまでも残酷である。世界は人を拒まない。しかし世界は人を助けない。世界は人に希望を見せる。しかし世界は人に絶望も見せる

 果てしなく人を包み、絶望的なまでに人を突き放す。

ならばこの世界を作ったのは誰か?

それは神だ。ならなぜ神は、万人を救わないのか?

理由は明白である。神は、全知全能である。しかし、万能ではない。そして、この世界を生んだのは神であるが作り育ててきたのは、神ではない。

 そう我々《人間》である。

ならば、憎むべきは人間なのか?

そうなのかもしれない。しかし人にその様な事はできない。人は、万人全てが己を苦しめ悲しみを呼ぶものではないと、理解しているからである。

 

しかし争いは起こった


 今より遥か昔、世界は東と西に分かれた。戦争は問題的なでき事だが、この問題の根幹はそこではない。

人々は、アルマと呼ばれる不思議な力を持つ者を道具の様に扱い、戦力の為にその者達の権利を無視し奪い合い争い始めたのだ

戦争は、長きに及び多大なる犠牲者を生み出していった。そして、世界の人口の約十分の一が失われた頃それは起こった。


《大地断裂》


その出来事は、人の醜さゆえに神が施した救いなのか?

敵対する東と西は、東は空に。西は地上にと分けられた。それからの人類の動きは早かった。早急に停戦協定を結び、共同警察機関を立ち上げ治安の改善や商業団体を作り世界の復興を始めた。

そして彼らは、アルマの保護を開始した。


どこまで行っても人は・・・



この物語は、そんな世界に生きるある秘密を抱えた一人の少年蓮(レン)と、アルマの少女アンシア(アン)の愛と勇気と波乱に満ちた短くも長い冒険譚である



次回から本編に入っていきます

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