表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
失われた日常  作者: イニシャルB
始まりの出来事
8/44

何気ない会話

宏から連絡があってからもう6時間過った。

「聞いた~?宏が別の高校に行っちゃったって」

登校時、小百合が俺にそんなことを言ってきた。

「ああ、昨日電話で聞いたよ……でもさ心配なんだよな」

「心配だね……」

小百合も同じ事を思ったのか同じ言葉を発した。宏はけっこうチャラいイメージなのだが‥‥

「あいつはなんとかなるんじゃないか?」

後ろにいたアルスが当然と言い切るようにそう言った。いや駄目だ。

「あいつは人見知りなんだ。」

「………」「………」

周りが静かになった。俺らの前では元気な宏だが、知らない人が居ると挙動不審になるのだ。果たしてやっていけるのだろうか。

「彼の能力でなんとかなるんじゃないかしら?」

コボルトがぼそっと言ってきた。

「なんとかなるといいんだが‥‥」

話しているうちに、学校の前まで来ていた。

「あれ?」

俺はふと思いだした。

「コボルトはどうするんだ?……だいたい分かってるが」

「この学校に転校して来たって所なので、ここに通うことになったわ」

わお………

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ