仮族会議
この回で挿し絵入れようと思いましたがやめました。
服を着た俺達はリビングに集まった。
「いきなりお風呂に入ってくるなんて最低です!」
女性は頬を染めながらこちらを睨んでくる
「ドア開けたらお前がいたんだよ!電気も着いてなかったし、洗濯機にも何も入ってなかっただろうが!」
俺は自分の思っている事をそのまま言った。
まさが人が暗闇の中風呂に入ってるなんて思うはずがないだろう。
「私は目がいいから暗闇でも昼間みたいに明るく見えるのよ!」
反論してきた。爬虫類ですかね君は?
口には出さず心の中で思う。
「すまんかったな春人。こいつはコボルト・ラー、俺の従姉妹でなちょっときつい態度を取るがいい奴だ」
「きつい態度なんてとってません!」
アルスが俺にいろいろと説明をしてきた。
「まあ、いいよ………それよりも利きたいことがある」
「私にはどうでもよくない事なのだけど……」
コボルトの声が聞こえたが、気にしない。
今はとても知りたい事がある
「この現象で変わることは他にあるのか?」
この現象で人の性格、世界観が変わった、しかしそれは外面だけだ。高校だった所が学園に変わっていたが学校の規則、設備等は全く変わっていない。
「特にない」
予想はしていたが俺はだまり込んでしまった。
「奴らは現実じゃまず有り得ない魔法やらなんやらは操作できるけど限界はある」
「限界とは?」
「家庭内容、通貸、性別……とま木他にもいろいろあるわよ」
アルスとコボルトが口々に答える。
あいつらが出来ることは今の所、性格の変化、関係の深まり、建物の改装(ほぼ外見のみ)………か。
「とりあえず明日、宏と話しをするか……」
そう思い、宏にメールをしようと思い携帯を取ろうとすると、携帯のバイブレーションが響いた。