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まじかよっ!!
アルスが見せてきた本は紛れもなくライトノベルとマンガだった。
「なんでそれがあるんだ?」
俺は率直に尋ねた。
「地上界の奴が輸出してきたんだ。結構人気が出た。」
俺は心の中で何やってるんですかあぁ!!と叫んだ。
「……で、それを見たエンドワールドの奴らがそれを現実にしようとしてるって訳か…」
「その通りだ。」
日本……あなたって国は……っ!
「既に奴らは1つ仮想チックなものを実現させている。」
アルスは真面目にそう言った。
「それはなんだ?」
なんとなく予想はついたが……
「魔法だ。」
その通りだったみたいだ。