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失われた日常  作者: イニシャルB
特別篇その1
17/44

とてつもない頭痛

 俺はふと思った。時間を早送りするとどうなるのかと。ループが初まってから約40回目、そんな事を思ったのだ。思いつきは実行だ、俺は5分後をイメージした。

「───くっ!!!」

その時、急に頭痛が起こった。

「な、なんだ……これは……!!」

そして目の前には何もなく、真っ白な世界が広がっていた。目眩も出始めてきた。

「やばい……どうにかしないと……!」

頭痛と目眩をぐっと堪えながらどうすればいいのか考えて見るがなかなか思いつかない。

このままでは自分がおかしくなってしまう、そんな気がした。

「くそ……っ!!」

 俺は何故だか分からないが真っ白な床を思いきり踏みつけた。

「うぐっ!!」

踏みつけた衝撃が脳にまで響き、頭痛を悪化させてしまった。限界が来ていたため、俺は前から倒れた。

「………あれ?」

倒れてない。確かに前に落ちていく感覚があったのに今俺の身体は何か硬い者に触れている。驚いて目を覚まし、自分のいる所を見回した。

「どういうことなんだ……!?」

真っ白な世界にうっすらと形が見え始め、

「春くんどうしたの?」

世界が、進み始めた。

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