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失われた日常  作者: イニシャルB
特別篇その1
14/44

新年になるョ全員集合!

「いや~ごめんね、眠くなっちゃってさ~」

リビングにあるイスはないに座り、姉ちゃんが軽くそう言った。

「眠くなったからって人が寝ている布団に入ってくるもんですかね……てか、自分の部屋で寝なよ…」

俺の姉ちゃん、竹中茜。県外の大学に通っていていつもはそっちの方で暮らしていて、この家には大抵俺1人だ。

「だってぇ久しぶりに春くんに会えて、寝顔も可愛いかったんだもん~」

そう言って姉ちゃんは俺に抱き付き頭を撫でてくる。

「そうだ、年越しそば作るね!」

姉ちゃんはそう言うと台所へお湯を沸かしに行った。……変わってない、全然変わってない。姉ちゃんはこの現象が起こっても何も変わってはいなかった。変わったら怖いけどね……。

「あ、年明けちゃった。」

台所の方から声が聞こえてた。年が明けた?まだ11時20分だぞ?

「姉ちゃんまだ年明けてないよ」

「え?でも時計が…」

「時計?」

俺は台所まで行き時計を確認した。12時20分を示していた。

「1時間ずれてるな……」

時間がずれていることに気づき、時間を戻した。

「───ん?」

目の前が真っ暗になった。



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