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大晦日だョ、全員集合!(2)
俺は早速マンガのお風呂シーン等を読みあさった。
「やっぱり……」
俺の読んできたマンガでのお風呂はぴかぴかで汚れなどなかった。ついでにお風呂でばったり遭遇イベントもマンガならではの表現だと言うことも。
「暇だ」
そう呟いた。掃除をしなくてもカビが生えない、不思議なものだ‥‥。
俺はベッドに横になった。11時まで寝てしまおう……やがて眠気が訪れそして意識が途絶えた。数時間が過った
「ん‥‥‥」
俺は目覚めた、部屋は暗くなっていた。あれ?俺電気着けてたよな?なのに消えていた。確認のために起き上がろうとした。
「あれ?なんだこの感触……」
俺の身体に密着している感覚……。少し怖いが後ろを見た……俺は驚いた。
「姉ちゃん!?」
姉が俺に引っ付いてすやすやと眠っていた。