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サラシのその中に
俺は少し固まった後、何事もなかったかの様に自分の鞄が置いてある席まで行き
「あったあった」
俺は鞄を手に取り、そのまま部屋から出……逃げるるぞおおおお!!!!!
俺は駆けだした。
なんなんだ?サラシ?女?いや薄々分かってたけども!!これに関わったら何か嫌な事に巻き込まれそうなので見なかったことに……
「逃がさねえよ!!」
ですよねえ!!!
あとちょっとで部屋から出られそうだったのに奴はこちらに向かって机を蹴っ飛ばして来た。
「痛ああっ!!」
その机が跳ねて俺の臑に直撃した。今までで一番痛い!!動けない!
「おいお前」
奴が俺に近づき威圧感溢れる一言を放った。
「な、なんだよ…!!」
臑の痛みを堪えながら返答する。態度を変えないょうに……
「見たよな?」
「ああ、それで?」
「誰にも…言うなよ」
あれ?少し照れてる?少し顔が赤い。
……そんな事より
「えっとさ‥‥そろそろ制服着なよ」
「えっ」
奴…‥彼女の今の姿は、Yシャツをボタンを止めず羽織っただけでわ実に女性だという事が分かるくびれが見えた……ありがとう!!