issue#04 I I I Tales from Topographic Oceans CHAPTER 01 05
アシュリー:
「おっと、これは……私のファンが会いたすぎて暴動でも起こしたかな?いや、違った。――“仕事”の匂いだ」
すぐさま、目にヒーローの鋭い光が宿る。DJが「おいおい、マジかよ……」と呟くより早く、
彼女はヘッドホンを乱暴に外した。
アシュリー:
「悪いDJ、今日の放送、このままトンズラさせてもらうわ!でも安心してくれ、任務の話はまた次回、話せる範囲で語るから!」
その言葉が終わるか終わらないかのうちに、彼女の身体が、内側から発光するように紅蓮の炎に包まれた。服装は一瞬で燃え尽き、代わりに現れるのは、炎を象った唯一無二の戦闘コスチューム。――“ホットショット”の姿だった。
ホットショット:
「――ってなワケで、DJ、あとは任せた!この“神回”、バッチリ伝説にしといてくれな!」
放送用のマイクに向かって悪戯っぽくそう言い放つと、彼女は振り返りもせず、スタジオの窓へと向かう。
DJ:
「ちょ、アシュリーさん、そっちは……!」
DJの制止は、轟音にかき消された。次の瞬間、ホットショットがハメ込みのガラス窓を突き破り、1筋の炎の矢となって、夜空の向こうへと消えていったからだ。
後に残されたのは、割れた窓から吹き込む冷たい風と、唖然とするDJ、呆然と立ち尽くすスタッフ、そして、オンエアランプの赤い光だけだった。
やがて、我に返ったDJが、震える声でマイクに向かって叫ぶ。
DJ:
「……というわけで!アシュリーさんたった今緊急出動しちゃいました!
いやー……スゴかったです、ホントに。かっこよかった……。
……よ、よし、じゃあ、曲行っちゃいますか!ホットショットを送り出すための90年代ヒップホップ……それでは聞いてくださぁい、
"Ice Cube"で、"It Was a Good Day"!」
【曲のイントロが鳴り響き、フェードアウト】
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本家:ページ中にキャラのコンセプトアートなどあり
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