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第4話:新たな狩りの方法

スキリットを倒したことで得た経験値とスキルは、俺にとって大きな前進だった。しかし、それだけでは生き延びるには足りない。俺はさらなる獲物を探すことにした。


(とはいえ、無理な戦いは避けるべきだ)


 周囲を慎重に観察しながら、俺は新しい獲物を求めて洞窟の奥へと視線を向けた。そこで見つけたのは、天井に張り付いているコウモリのような魔物――「バットワーム」だった。


(空を飛べる相手は厄介だが、逆に言えば、降りてきた瞬間がチャンスだ)


 俺は擬態のスキルを使い、床に落ちていた岩のような形に変化した。完璧ではないが、少し暗い場所なら気づかれにくい。


(待つんだ……焦るな)


 バットワームが飛び回り、やがて疲れたのか地面に降りた瞬間、俺は勢いよく蓋を開けた。


「バクッ!」


 噛みつき攻撃と同時に、獲物を逃がさないよう全身で包み込む。


《バットワームを捕食。経験値を獲得》


 新たなメッセージが脳内に響き、俺は確かな手応えを感じた。


(よし……この調子なら、もっと強くなれる!)


 さらなる狩りと成長を目指し、俺は洞窟の奥へと進んでいった――。



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