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第3話:経験値とスキルの獲得

スケリットを飲み込んだ俺は、しばらく動かずに様子を見ていた。異変が起きるかもしれないし、もしかすると毒を持っている可能性もある。だが、数分経っても体調に変化はない。


(大丈夫そうだな……それにしても、経験値ってどれくらい入ったんだ?)


 頭の中で何かのステータス画面を呼び出そうとすると、ふいに視界に文字が浮かんだ。


《種族:ミミック レベル:1 → 2》


(レベルアップした!?)


 予想外の展開に驚いたが、すぐに新たな情報が表示される。


《スキル獲得:擬態(初級)》


(スキルまで!? 俺、ついに何か能力を手に入れたのか!)


 擬態(初級)――説明を読むと、宝箱以外の物にも多少変化できるらしい。ただし、完璧な擬態はできず、よく見ると不自然な部分が出るとのことだった。


(でも、隠れる手段が増えたのはデカいな)


 俺は試しに、少し歪んだ石ころに擬態してみた。体がぎこちなく変形し、なんとなく石のような見た目になる。


(……これは、もう少し練習が必要そうだな)


 スキルの活用方法を考えながら、俺は次の獲物を狙うことにした――。



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