表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/100

-72- 慌しい

 出世しても慌しい暮らしは蒙御免(ごめんこうむ)りたいものです(大相撲の本場所が始まりましたから番付表の言葉をかけ言葉にしました^^)。

 今場所から小結に昇進を果たした豚嵐がアナウンサーのテレビ取材に応じている。

「関取っ! おめでとうございますっ!! ついに三役ですねっ!!!」

「どうも、有難うございます。一日、一番っ! が実りました…」

「今後、三役の先も見据えて、ということになるでしょうか?」

「あと、十四日ありますから、とにかく一日一番っ! で頑張りますっ!」

「はいっ! 一日一番っ! で快進撃して下さいっ! えぇ~本日は、猪口(いのくち)部屋の新小結、豚嵐関をお訪ね致しましたっ! 関取、どうもっ!!」

「いや、どうも…」

 豚嵐は笑顔で軽く(かわ)した。軽めの下手捻りである。^^

 三役に昇進し、マスコミ取材などで何かと慌しい日々が増えてきた豚嵐は、インタビュー取材を終え、慌しいな…と、少し心労ぎみに思った。

 出世すれば何かと気苦労も増えて慌しくなりますから、それに耐えねばならず、大変なんですね。^^


                   完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ