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-7- やるときは、やるっ!

 出世したいなら周囲の状況がどうであれ、やるときは、やるっ! といった心構えが必要となる。雨が降ろうと、槍が降ろうと…まあ、槍は降らないだろうが、^^ 都会ならビルから異物が落下して降るなんてことはあるかも知れません。^^

 岸崎は空を見ていた。昨日は振っていない空から大粒の雨が落ち始めていた。さて、どうしたものか…と、岸崎は迷った。昨日考えていた外の作業を雨の中でもやってしまうか? 将又(はたまた)、別の日に先延ばしするか? の選択である。自分は英雄だと自負する岸崎は決断した。

『やるときは、やるっ! だな…』

 雨降る中、岸崎は作業を実行するため自宅を出た。現場は数キロ先だった。現場に着いたとき、雨寄ってはいたが、どういう訳か雨は降っていなかった。

「なんだ…俺の家の近くだけの夕立か…いや、朝だから朝立ちだな…そういや最近、朝立ちしなくなったな…」

 つまらない下ネタを思い、岸崎はニンマリしながら作業を始めた。数十分後、作業は滞りなく終了し、岸崎は家路についた。自宅へ戻ってしばらくすると、また雨が降り出した。やるときは、やるっ! だな…と、岸崎は自分の判断が間違っていなかったことを改めて認識した。

 こんな大げさなことではないのでしょうが、やるときは、やるっ! と決断して実行した方が案外、スンナリやれるようです。結果、桶狭間の戦いや墨俣砦築城のように出世に結びつく・・と、まあ、話はこうなります。^^ 


                   完

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