-62- 大選挙
とある大国の大統領選挙が始まろうとしている。大統領ともなれば、ある種の絶対的な政治権力を掌中に収めることが可能となる。この事実は良くも悪くも一国の命運を左右することになる。一端、選出されれば、国民が豪いを人を選んだっ! と後悔しても、残念ながらあとの祭りとなりますから、セレクション[選ぶこと。選択。選抜。また、えりすぐったもの]には慎重さが求められる大選挙と言える訳です。^^
A、B二人の対立候補は様々な戦法を駆使して選挙運動を展開していた。A候補には国の先々を見据えた国家経営感が満ち溢れ、B候補には残念ながらそこまでの国家経営感はなく、出世欲、自己顕示欲が垣間見られた。
A候補「"#%%##%% ''%'((%$ ""&&'(&$## !!」
[同時通訳]『この国のあらゆる人々のための経済政策を再構築しますっ!!』
B候補「&%&''&&%\\\\ #$%%&\\ #$%&%$#&&% !!」
[同時通訳]『私は偉大で、この国にふさわしい大統領となれる唯一のBですっ!!』
やがて、とある大国の大選挙は華々しく開始されたのである。
金力や権力などを除き、あなたは、どちらが大統領候補にふさわしく出世させたいと思いますか?^^
完




