069.『翔吾』2
テーブルまであと二メートルほどまで近づくと小柄な取り巻きの一人が翔吾を遮ろうとした。
「いい」
ゲレーロがそれを制した。翔吾は彼らが囲むテーブルの縁まで来てそれを挟んでゲレーロと向かい合った。
「呼んだか?」
「久しぶりだな」とゲレーロが鷹揚に言った。
「元気そうだな」
翔吾にそのつもりはなかったがそれはゲレーロには皮肉に聞こえた。彼はそれにやり返した。
「お前の仲間も元気か?」
しかし翔吾はその挑発を気にしなかった。
「ああ、おかげ様でな」
ゲレーロは卓の上の酒を顎と目で指した。
「呑んでけよ」
そう言って酒瓶を持った手でゲレーロは隣の空いている席を指した。翔吾は少し迷った。彼は席にはつかずに彼の部下のジョッキを奪い取った。先刻翔吾を遮ろうとした小柄な男のものだ。あまりにも素早く雑に奪ったため、それだけで酒がこぼれてテーブルと地面を派手に濡らした。奪われた小柄な男は唖然としていた。ゲレーロの部下たちはそれを見てケラケラと笑った。なみなみと酒の入ったそれを翔吾は呷った。その呑みっぷりにゲレーロは眉を吊り上げて感心を示した。翔吾はそれを一息に呑み干し、空になったジョッキをテーブルに叩きつけるように置いた。
「へえ」
ゲレーロは本心かどうかわからない感嘆の声を上げた。酒を取られた部下は悄然とする気持ちと翔吾へやり返したい気持ちに揺さぶられていたがゲレーロに制されたばかりで下手に動けずにいた。翔吾は言った。
「うめえ酒だな」
「いつもここで呑んでんだ」
「金もってんだな」
「お前こそ。闇市ではいい買い物できたか?」
ゲレーロの部下たちは痛烈な皮肉に再びケラケラと笑った。だが翔吾は気にしなかった。
「実は金に困ってるんだ」
「そうみてえだな」
部下たちのせせら笑う声が再び聞こえた。しかし翔吾は皮肉には頑なに付き合わなかった。
「今日は安く小麦が買えた上に上等な酒をおごってもらえてラッキーだったぜ」
翔吾が皮肉に対して無視を決め込んでいることを悟ってゲレーロは急につまらなくなった。だがすぐに彼は最高の嫌がらせを思いついて再びニヤリと嗤った。
「誰がおごるなんて言った?」
翔吾はそれを聞いて「やれやれ」とばかりに目を閉じて呆れたように笑った。部下たちも「待ってました」とばかりに歓喜した。
「払えよ」
ゲレーロのその言葉を潮にジョッキを奪われた部下も調子づいた。
「そうだ払えよ」
「金はねえって言っただろ?」
ゲレーロは容赦しなかった。
「なら無銭飲食だ。お前を今度こそ牢にぶち込む。合法的に」
翔吾にフラマリオンで組み伏せられた兵は仕返しの好機がきたとあって目を鋭く輝かせて笑った。
「ならこいつをくれてやる。闇市で買ったものだが上等な品だ」
翔吾はそう言うと抱えていた紙袋を卓の真ん中に置いた。ゲレーロは紙袋を無造作に引き寄せ、一番上に入っていた小麦の袋を取り出した。彼は真剣にそれを眺めて品定めした。
「へえ…。こいつはいい品だな」
さらに彼は目を細めてそれを眺め、手の上で重さを確かめた。不意に彼はそれをゴミのように後方に放り投げた。地に落ちた小麦の紙袋は破裂し、白い粉が街灯の下でホコリのように舞った。部下たちはゲラゲラと笑った。ゲレーロは最高の嫌がらせに成功したとあって晴れやかな笑みを浮かべた。酒を奪われた小柄な男はついに立ち上がって翔吾に近づき、彼を眺めまわして大声で笑った。翔吾は少し迷ったがゲレーロとの因縁を晴らす方法はもはや一つしかないと悟った。彼は隣で好い気になっている部下の鼻を右の拳で砕いた。部下は声もなくうずくまった。笑いは一瞬で止んだ。鼻を押さえる部下の指の隙間からは夜でもよくわかるほど赤々とした血がボタボタとこぼれ落ちた。彼はうずくまりながらよくわからない呻き声をあげた。その場にいた全員が一体何が起きたのか理解できずにいた。唖然とする男たちの耳朶を翔吾の一言が悠然と打った。
「こいつより強いヤツはいるか?」
ゲレーロ以外の全員が翔吾を見てまだ唖然としていた。その問いに答える者はいなかった。翔吾はなおも挑発の言葉を続けた。
「全員いっぺんに来ても構わねえぜ」
すっかり意気消沈する部下たちとは対照的にゲレーロだけは平静を保っていた。
「おいノア、やれ」
ゲレーロがそう言うと部下の中でもっとも体格の良い男が立ち上がった。座っているときには気付かなかったが、立って近づいて来た彼は翔吾よりも二回りほど大きかった。ノアと呼ばれたその男は低い声で翔吾を見下ろした。
「騎士でもないただの喧嘩自慢の素人が粋がるなよ」
翔吾は涼しい顔でそれを聞いた。
「それだけか?」
ノアと呼ばれた男は翔吾のその言葉の意味がわからず脳内で反芻した。翔吾は彼に噛んで含めるように言い聞かせた。
「下手な挑発でも無駄な口上でも言いてえことがあるならちゃんと聞いてやる。その代わりさっさと終わらせてさっさと帰りてえからさっさと言えよ。そいつみてえにしゃべれなくなる前にな」
ノアは気色ばんだ。彼は勢い右ストレートを翔吾の顔面に打ち下ろした。翔吾はそれを両腕でガードし、右腕でノアの大きな腹にショートアッパーの拳を突き刺した。ノアは身をかがめた。翔吾はさらに速やかに右の拳でノアの顎を横合いから打ち抜いた。ノアはうずくまり、そのままどさりと音を立てて地に横に倒れた。ゲレーロは今度こそ唖然とした。
「多分折れてる」
ノアを見下ろしながら平然と翔吾が言った。その場にいる者たちはそれが「顎の骨が折れている」という意味だと理解するまでに時間を要した。ゲレーロははじめて皮肉を言う余裕を失い、怒りを顔中に滲ませて翔吾を見た。一方の翔吾はゲレーロに向けて平然と言い放った。
「今のがお前の部下で一番強いヤツなんだろ?」
しかし次の瞬間、ゲレーロは笑った。ゲレーロの視界の中でノアが起き上がり、彼がまだ痛む体で腰の剣を抜いたためだ。それに気付いた翔吾は呆れつつも少しだけ険しい顔をした。部下のうち数名は訓練を受けていない一般人相手にノアが剣を抜いたことを咎めた。
「おい!」
「ノアさんさすがにそれは…」
だがリーダーであるゲレーロはそれを咎めようとしないどころか「やってしまえ」と言わんばかりの笑みを浮かべていた。ノアは剣を構えた。
しかしその直後に一瞬で間合いを詰めた翔吾が彼の鼻を右の拳で打ち抜いていた。ノアは意識を失い大の字に倒れた。剣が地面を跳ねるカランカランという音が空しく響いた。もはや微塵も動かなくなったノアの大きな体をつまらなそうに見下ろして翔吾は言った。
「剣があれば勝てるとでも思ってるのか?」
沈黙が訪れた。翔吾は再び悠然とゲレーロを見た。目が合うとゲレーロは緊張の色を見せた。
「さて」
翔吾は鷹揚に笑った。
「部下の仇を討つ気概がお前にあるか? 酔っ払い」
ゲレーロはもう少しも笑っていなかった。彼は立ち上がり、ゆっくり翔吾を睨みながらテーブルの向こう側から回り込んで来て翔吾の前に立った。翔吾はなおも挑発した。
「何だ。お前は丸腰の素人相手に剣を抜かないのか? 見上げた騎士道精神だな」
ゲレーロはその挑発には応じなかった。挑発する側とされる側、いつの間にか立場は逆転していた。部下たちは翔吾の強さとゲレーロのいつにない怒気に言葉を失っていた。みなゲレーロの強さに全幅の信頼を置き彼に付き従う者たちだが、実のところゲレーロの勝利を誰も確信できなくなっていた。
一方挑発こそしてはいたものの、翔吾はゲレーロに部下たちとは格段に違う強さを感じていた。体格では先ほどのノアの方が勝る。だがゲレーロには隙を見出せず、洗練された強さが彼からは滲み出ているように感じられた。二人の体格はほぼ互角だった。
その頃家では四人が翔吾の帰りを待っていた。
「ねえ、翔吾くん遅くない?」
杏奈がそう切り出した。
「買い物してんだろ?」
琢磨は特に心配していなさそうだった。
「確かに少し遅いかもな」と悠樹が言った。真琴はそれを潮に立った。
「俺見て来るよ」
「いや待てそれは危険だろ」と琢磨が反対した。「あいつのことだから大丈夫だろ」
真琴は琢磨に言った。
「危険だから見に行くんだろ」
しかしなおも琢磨は反対した。
「いや仮に翔吾が何かのトラブルに巻き込まれてたとして、アイツがそのトラブルを解決できねえなら俺たちが出しゃばったところでどうにもできねえよ」
琢磨の言うことももっともだったが、やや薄情な響きに悠樹はいらだった。
「お前は家にいろ」
そう言われた琢磨は悠樹を睨んだ。
「あたしも行く!」と杏奈が言った。だがこれには悠樹も反対した。
「いや、三人で出たら家には琢磨だけになる。単独行動は避けたい。杏奈は残ってくれ。俺と真琴で行ってくる」
杏奈は悠樹の正論の前に逆らう術をもたなかった。先刻やや薄情なことを言い、仲間に危険な役回りを押し付けて自身は家に残ることへの罪悪感を覚えた琢磨は「これ持っていけ」と言って鉈を悠樹に手渡そうとした。しかし悠樹はそれを受け取らずに「いや、そんなもん持ってたら捕まるかもしれないし逆に絡まれるかもしれない。二人がいざというときに使ってくれ」と言った。他に会話もなく真琴と悠樹は家を出た。琢磨は罪悪感の中で、杏奈は心配とともにそれを見送った。
外はすっかり暗くなっていた。遠くに灯りが見えたし、家によってはまだ灯りをつけていたため真っ暗ではなかったが、知らない街の舗装もされていない歩き慣れない道を初めて暗がりの中で歩くとあって二人は地面の起伏に注意しながら足を運ばねばならなかった。夜道を走っているときに馬車が野盗に襲われたときのことを真琴は今でもトラウマのように覚えていた。次第に目が慣れてくると二人は少しずつ平時の落ち着きを取り戻していった。真琴は歩を進めながら悠樹に尋ねた。
「なあ、そういえば悠樹と翔吾っていつからの付き合いなんだ?」
悠樹は唐突な質問にやや戸惑った。
「いつだっけ…」
彼はしばらく記憶を辿ってから答えた。
「幼稚園だな」
真琴は何だか合点がいったような気がした。
「だからそんなに仲がいいのか」
しかし悠樹はそれをあっさり否定した。
「いや、別にそんなに仲良くねえよ」
真琴は釈然としなかった。
「いやだって翔吾と琢磨が喧嘩したとき…」
悠樹はそのときのことを思い出して笑った。
「ああ!」
彼は苦笑しながら答えた。
「あれは別に仲いいわけじゃねえけど頼んだんだよ」
真琴は唖然とし足を止めた。それに気付いた悠樹もやや遅れて歩を止めた。
「よく頼めたな、ってかどう頼んだの?」
真琴にとってはまだ翔吾と悠樹の関係性が不可思議だった。悠樹は当時の記憶を時間をかけて辿りながら答えた。
「まあ、別にそんな友達じゃなかったけど、一応しゃべったこととかあったしな。一緒に野球やってたし」
真琴はそれを聞きながらとぼとぼと歩き出した。悠樹も歩いた。
「でも内容が内容だろ? 琢磨をこらしめてくれなんて友達じゃなきゃ頼みづらいだろ」
悠樹はまたしてもあっさりと否定した。
「いや『琢磨をこらしめてくれ』なんて頼んでないんだ」
真琴は再び唖然として足を止めた。
「え?」
悠樹も歩を止めて真琴に向き直った。
「野球の練習の日にさ、最近調子どうだ? って珍しくあいつから声掛けてきたんだよ。無口なヤツだからあんま誰ともしゃべらないし俺もほとんど声掛けたことなかったんだけど、友達みてえにサバサバと声掛けてきてさ、こいつこんなヤツだったんだ、って思ったの覚えてる。野球チームでは一番うまくて運動神経良くて、頼りがいのあるやつだったんだけどそれだけにちょっと距離感じるところもあってさ」
真琴は黙って悠樹の話を聞きながら歩き出した。悠樹も同じように歩き出した。
「で、なんかすげえその日話しやすくなってさ、最近ちょっと悩んでるって言ったんだよ。そしたら練習のあと聞かせてくれって言ってきてさ、で琢磨のこととか杏奈のこととかお前のこととか話したんだよ。そしたらアイツ『じゃ明日ちょっと琢磨と話してみるよ』って言うんだよ。俺それ聞いてちょっと余計問題がこじれたらどうしようって思ったし、万が一翔吾が琢磨の恨み買ったりしたら翔吾にも迷惑かかるからちょっと心配になったんだよ。でもなんか同時に翔吾なら何とかしてくれるっていう気もしてさ」
真琴は笑った。
「いきなり喧嘩が始まったときはびっくりしただろ?」
悠樹も少し笑って答えた。
「いや、翔吾は琢磨をしめる気だって何となく最初からわかってたよ」
真琴はまたも驚かされたが、すでに驚き慣れてしまっていた。
「琢磨と喧嘩したあと翔吾何て言ったの?」
悠樹は懐かしそうに遠くを見て言った。
「いや何も」
悠樹は笑った。
「いや『また何かあったら俺に言えよ』って言ってたな。で、それからはまたいつもの無口な翔吾に戻ったよ。人をさりげなく助けといて恩着せがましさがまったくないんだアイツは。器の違いに絶望するよ」
悠樹にいつも守ってもらっていた真琴はそれには同意せず、心の中で『お前もそういうヤツだよ』と呟いた。
「そういえば礼なんて一度も言ったことなかったな」と悠樹が言った。
「アイツは礼なんてまったく求めてないよ」
「すげえヤツだな」と悠樹が言った。
「ああ、ほんとに」と真琴が言った。
「まったく、馬鹿だな、二人とも」
琢磨がそう言うと杏奈は少し怒った。
「そんなことないよ。翔吾くんを心配してるんでしょ?」
しかし琢磨は平気だった。
「いやだからそれが馬鹿なんだよ」
杏奈はさらに怒った。
「どうして!?」
琢磨はさらりと言ってのけた。
「アイツが負けるわけねえだろ」
杏奈は琢磨の言葉の意図がわかって少し驚きつつ溜飲を下げた。彼女は思い切って以前から気になっていたことを聞いてみることにした。
「ねえ、翔吾くんのこと嫌いじゃないの?」
琢磨は杏奈のことをぼんやりと見た。
「なんで?」
杏奈は言いづらそうにした。
「だって…」
それを見て琢磨は一つの仮説に行き当たった。
「あ。え? ああ、喧嘩したから?」
杏奈はおずおずと首肯した。
「うん」
琢磨は笑った。
「いや、全然嫌いじゃないよ。むしろ認めてるし。男子って喧嘩すると仲良くなるんだよ。まあ、喧嘩というより一方的にやられただけだけどな」
琢磨がサバサバと答えて笑ったので聞きづらい質問をした杏奈も安心して笑った。杏奈は琢磨や翔吾や悠樹を見て以前からつくづく感じていたことを話した。
「何か男の子って不思議だね」
琢磨は肩をすくめた。
「そうかな? まあ、次やるときは俺が勝つけどな」
そう言って琢磨はニヤリと笑った。言葉とは裏腹に琢磨には翔吾と喧嘩をする気などさらさらないように見えた。杏奈は少しいじわるを言ってみたくなった。
「強いよ翔吾くん」
しかし琢磨はあっさり話頭を転じてしまった。
「そういえばさ」
「え?」
琢磨もまた杏奈にずっと聞いてみたかったことを聞いてみた。
「杏奈って翔吾だけ『くん』ってつけるよな」
杏奈は少し考えてから平然と答えた。
「『くん』ってつける人いっぱいいるよ」
「いや仲いいヤツの中だと翔吾だけだろ?」
杏奈はさらに考えてみた。
「そうかも…」
琢磨は少し意地悪な笑みを浮かべた。
「杏奈ってさ、ちょっと翔吾のこと好きだったりすんの?」
杏奈は驚くと同時に少しだけ恥ずかしそうにした。
「は? 何で?」
琢磨はその反応を見て嬉しくなった。
「いや、何となく。アイツもてるし。けっこうかっこいいからな」
「そうかな? 普通に友達だし」
琢磨は杏奈をニヤニヤと眺めた。杏奈は少し考えた。
「いや、何か友達っていうか…」
琢磨は杏奈の言葉を待った。彼女は少し自嘲気味に笑って下を向いた。
「何か、すごい人って感じ」
琢磨は笑うのをやめた。
「みんなをまとめるし、スポーツも勉強もできるし。真面目だし。なんか、すごい人って感じ」
「そうだな」
琢磨は杏奈の心理をもう少しだけ探ってみたくなったがやめた。
翔吾を探していた真琴と悠樹は市場の手前の歓楽街に辿り着いていた。そこに入るとすぐに右手に広がる人だかりと喧騒が気になった。二人は何となく吸い込まれるようにそちらに近づいて行った。かなりの数の人がいた。人が多すぎてその向こう側が見えないほどだった。真琴も悠樹も嫌な予感にかられていた。二人は人込みをかきわけて進んだ。人だかりを抜けるとその先で真琴は信じられないものを見た。それはフラマリオンで仲間たちを殺そうとした男・ゲレーロの姿だった。真琴の心はざわついた。なぜこんなところにこいつがいるんだ。しかし、その怒りと焦燥はすぐ様より強い違和感によってかき消された。ゲレーロの顔に血がついていたのだ。見れば手にも服にも血がついている。彼は少し息を荒げ、足元の一点を眺めて呆然としていた。真琴はその視線を追った。すると彼の足元に翔吾が倒れていた。翔吾は仰向けに倒れ、顔にひどい怪我を負っているらしく、夥しい量の血がそこからこぼれていた。
「翔吾!」
二人は駆け寄ろうとした。しかしそれを体で遮る者があった。二人は驚いた。それはスレッダだった。
「やめろ」
「ちょっと、通してください!」
真琴が抗議した。
「やめろ!」
スレッダは二人を抑えて繰り返した。悠樹が抗議した。
「どうしてですか!?」
「もう死んでる」




