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どこかにワープすることができるといううわさがある交差点

作者: さとう あか
掲載日:2021/12/31

閲覧ありがとうございます。

 その交差点には夕方の四時四十四分に交差点の真ん中に立っているとどこかにワープできるというものであった。

 

 あまりにもベタな都市伝説みたいなものが学校で広まっていた。

 広まって、みんなが話していたが誰も信じているわけではなかった。


 でも面白そう、やってみたいという好奇心でクラスメイトのほとんどがやっていた。


 みんなやっている。


 そうくれば自分だってやってみたい。


 至極単純な動機だった。


 それで、友達を誘ってあの交差点へ行ったのだ。


 何か起きて欲しいと思いながらも、何も起きないだろうなと考えつつ。

 

 二人で車が来ないか確認してこの時のために持ってきた時計を確認した。

 そうして、その噂の交差点で四時四十四分になった。


 やっぱり何も起こらなかった。


「ただの噂だったね!」


 そう一緒に来た友達に言ったはずだった。


 しかし、隣にいると思っていた友達はいなかった。


 え?どうして?

 先に帰ったの?


 驚かせようとしているのかとも思ったがこの交差点で隠れられそうなところはない。


 「どこに行ったの!」


 大声を出しても返事はない。

 もしかして、まさか?

 あの噂は本当だった?


 友達はどこかにワープしちゃった!? 

 ありえない!

 急いで来た道を戻るとちょうど下校してきた同級生と会った。

 

「ねえ!一緒に帰ってたあの子が交差点でいなくなっちゃったの!」


「どうしたの?今日は一人で帰っていったじゃん」


 あれ?そうだっけ。


「忘れ物でもしたの?」


「ううん」


 同級生と話ていて私はどうしてあんなに焦っていたのか思い出せなくなってきた。

 

「そういえばさ、隣のクラスの鈴木さん明日あの交差点行くって言ってた!」


「ホント!?私も今度行ってみようかな」


 忘れ物でもないし、なんだっけ。

 でも大したことではなかったような気がするし、まあいっか! 


 鈴木さんの話を聞いてから私もあの交差点に行ってみよう!



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