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爆縮と体温の機知(6)

川辺のエリカ

川縁に張り付いた葉は

大雨で流れ消える

そこに

とどまることの難しさよ

ひび割れた靴底に

釘でも刺し

垂れ流しの感情に

耐えようか

パッケージングだけ立派にして

ビニールと包装紙の塵

承認欲求と外面

胸の名札に書いてある

たかが

それだけの存在だ


ソフトドリンクといわれる

炭酸飲料の泡に似て

弾け散ることが無くなれば

ただ甘いだけの液体になる

全身から噴き出した物が

甘くなれば病気であり

何処か

遠くに行き

隠れて消えるのだ

動物の死に近いような行動は

燃えなくなった心情を

隠している

それが生だと言わんばかりに

小さく丸まり

隠している


薄汚れた服に

近づくなと書いてある

不潔になれば

人避けになるのなら

それは立派な意思で

行われているのだ

支援をしなきゃいけないと

小綺麗なボランティアが

走り回っている

きっと

何も分からずに

やった気になっていることだろう

人生の時間が違うから

片方は遇らい方も巧みだ

そうやって

操られたフリをして

好きな場所へと

消えるのだろう


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