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ゲームの作り手

いまさらだが俺の服装は変化していた。自分の部屋にいたときに着ていたジャージ姿ではなくなり、何の変哲もないぬののふくを身につけている。

そしてもう一つ気付いたことがある。


試行錯誤しているうちに、数秒間目を閉じていると頭の中に現在のステータスが浮かび上がってくることが分かった。それによると俺は勇者でレベルは1。所持金ゼロ、所持品もゼロ。守備力たった2のぬののふくを装備しているだけだと表示されていた。あまりによわよわしい。

これじゃスライムにだって勝てる気がしない。


俺はこのゲームの製作者だぞ。言わばゲーム内では神といってもいい存在のはずだ。それなのに街を一歩出たらゲームオーバーのにおいがぷんぷんする。ゲームバランス間違えたかもしれない。


仕方ない。俺が弱いのなら――


「仲間だ。強い仲間を作ろう!」


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