世界は色素と芸術から成っていた。どろどろと混ざりながらも、それぞれが核を失わないイデアの金魚鉢。

昔近所に住んでいたお姉さんが神になって職場に降臨した。

下町のほのぼのした人情と、脳漿の暴れ狂う精神世界と、お姉さんに向けられた原液そのままの執念が入り混じる、四人称異常サイコホラー小説。

4話完結を予定しております。『gift』『再会・前編』『再会・後編』『小鳥遊冥呼の告白』

どこから読んでもいいです。各話を独立した短編集と解釈してもらっても、連続した1本のストーリーと解釈してもらっても大丈夫です。基本的に支離滅裂です。

2話目から気持ち悪さのリミッターが壊れ、とくに4話目は下劣極まりないのでどうかお気をつけくださいませ。

(なお4話目はifストーリーと思ってもらっても大丈夫です。少なくとも私の中では正史ではありません)

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