私立探偵設立決定…?
「私立探偵って俺が探偵の真似事をするんですか?でも事務所はどうするんですか?」
「依頼はそもそも、警察から渡すことにする。事務所は形だけの物を街なかのビルのフロアを用意しておくよ。事務員も警察関係者で固める。事務所には警護役を常に常駐させ、日常生活でも襲われないように連絡があれば5分以内に急行できるようにもしておく。君の身の安全と情報漏洩のリスクは我々が守る。」
「そこまでして、僕に何をさせたいんですか?」
「日本には迷宮入りとなった未解決事件がいくつか存在する。君にはその解決をお願いしたい。報酬も驚愕するような額を用意しよう。また、君がおとなになって免許を取ったら高級車や専用のガレージも用意する。」
「いずれは警察組織に取り込むつもりですか?」
「そうしたいのが本音だけど、それは嫌だろう?だからこそ、私立探偵として警察組織をうまく使うべきだと思うんだよ。」
「警察組織としては、未解決事件が解決につながる。俺は私立探偵として知名度と莫大な資金を得て、将来が確約されるってわけですか?」
「それに今後、海外組織が出張って来た際には警察組織を君の隠れ蓑にしてくれて構わない。対応もこちらで全て受け合う。」
「確かに今後、諸外国の接触は始まりそうですね。」
「どうかな?良い提案だと私は思うんだが。」
「わかりました。続きは事務所が用意できたら進めましょう。」
「わかった。また、連絡するよ。ああ、そうだ。この携帯。渡しておくよ。君専用で利用料金はこちらで支払う。思う存分使い込んでくれ。では。」
この人には逆らわないほうがいいな。