僕の能力は写真でも使えるようです。
「何故だ。君は未来が見えるんだろう?本人の居場所だってわかるはずだ。」
馬鹿なんかな、この人たち。刑事って最も頭のいいもんだと思ってた。
「犯人の姿や映像とかあるんですか?」
「あるわけ無いだろ?そんなモノあったらすでに逮捕している。」
「それでわかったら、それはもはや未来予知ではなく、神様ですよ。俺の能力は本人を目の前にしているからこそわかることなんです。犯人について何もわかってない。人質の情報もない。この状況でどうやって調べろって言うんですか?」
「とにかくやってくれ。金なら払う。」
「いや、だからやりようがないんですよ。金の問題じゃないんです。無理なものは無理なんです!」
「手伝えないとは、犯人に味方するつもりか?」
「はぁ?とにかく、できないものはできないんです。冷やかしなら帰ってもらっていいですか?」
「とにかくやれ。」
「知るかよ。あんたらの問題ごとをこっちに押し付けてんじゃねえよ。あんたも刑事なら仕事しろよ。」
この人たち…死んでくれないかな。できないことをどうやってやれっていうんだよ。
結局、俺は予知ができない言い分を理解してもらえず、監視付きで拘束された。その一件の結果は、まぁ…人質が殺された上、犯人にも逃げられた。
犯人を捕まえようとした捜査官は、俺に協力を得られなかったうえに不法に俺を拘束したこと、加えて人質を殺されたうえに犯人に逃げられたことで他の警察の方に拘束されて連れて行かれた。
拘束されて、半日経った頃、ずいぶんふくよかで優しいそうな姿をした警官が俺を訪ねてきた。
「こんなところにおいてしまって申し訳なかった。」
その警官はなんでも警視庁?っていうところの2番目に偉い人らしい。俺に対してとんでもなく低姿勢のこの人は、今後困ったことがあったとき、いつでも助けてくれることを条件に捜査に協力することを求めてきた。
そして、俺を拘束した刑事は、地方の交番勤務となった。まぁ…左遷ということらしい。まぁ…それなら。
「できるだけのことはしてみます。」
僕はその人、村上さんっていう人から犯人の写真をもらった。(この人、警視監っていう階級らしい。)
俺はその写真を見ていると風景がうっすらと見えてきた。俺はその写真に集中した。
すると、風景が明瞭になった。
本人の居場所は…広島?…この人たちに見覚えはないけど、鬼のマークの暴走族の人たちと一緒にいる。
今いるのは広島駅前だ。
「何かわかったかい?」
「犯人の居場所がわかりました。」
コメントもらって久しぶりに続きを書いてみようかと思い立ちました




