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どうして、私なの?

その後は凄かった。どこの屋台に行っても、無料で飲み放題。食べ放題。ゲームは外れても何かしらいい景品をくれた。


見た目はただのオヤジだったけど、やっぱり凄い人なんだなぁ…


俺は花火が上がる時間になったことを思い出して、真理と駅の南口へ向かった。そこの連絡橋から見ると花火が綺麗に見えるんらしい。


遊びまくっている兄貴が言ってた。指定位置につくと花火開始まで残り5分になってた。


「後5分か…ギリギリだったね。」


「ねぇ…大貴くん。」


「ん?」


「どうして…私なの?」


…どういうこと?


「どうしてって好きだからなんだけど。」


「だから、どうして私なの?大貴くんなら別に私じゃなくても良いんじゃない?女優さんとも共演できるんだから…」


俺は少しムッとした。まだ、伝わってないみたいだから…


俺は周りに人がいることも気にせずに真理を抱きしめた。


「心配になる気持ち分からなくはないけど、それは酷いよ。」


「でも…」


「でもじゃない。俺は小4の頃に一目惚れしてからずっと真理だけを見てきた。なるべく長く真理のそばにいるために委員会にも入った。真理でいいんじゃない。真理が良いんだよ。」


「…」


「真理は誰かを本気で好きになったことがないかもしれない。だから、俺は待つよ。真理が振り向いてくれるまで。でも…俺の気持ちは知っててほしいし、さっきのは酷いから責任取ってもらうよ。」


「責任って…」


俺は真理に殴られてもいい覚悟でキスをした。そして彼女の目を見て言った


「真理がどう思うと関係ない。俺は真理だけを見てるから。」

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