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可愛いすぎだろ!

明らかに高級だと思える浴衣を着込んで、畳素材の雪駄を履いて俺はバスに乗り込んだ。


数分後、俺は七夕まつりの入り口にあたる駅前銀座の入り口に立っていた。


一応ここが、待ち合わせ場所にしたんだ。

浴衣にも帯にも雪駄にも徳川家の家紋が入ってるんだ。通り過ぎる人が驚く様子が見える。…恥ずい。


「ごめ〜ん。待った?」


柔らかくそして、可愛らしい声に反応して左を向くと髪をセットしていつもよりも遥かに可愛い姿の真理がこちらに歩いてきていた。


…可愛すぎだろ!周囲に人がいなければ、確実に叫んでいただろう。


「俺もさっき着いたとこ…。」


俺はついつい、彼女を見つめてしまった。


「どう?似合ってる?」


彼女は裾をつかみ、クルッと回ってみせた。


…可愛すぎて死にそう。こんな子が俺と一緒に七夕一気に行ってくれるなんて…


「可愛いよ。」


俺はキザにも彼女を頭を撫でながらそう言った。抱き寄せたら心臓の音で、緊張と興奮してることがバレてしまう…


俺は彼女の右手を握る。


「いこう?」


「うん!」

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