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俺は過去にいるのか?

あくまでも小説として憶測で書いています。

事実とは異なることはご承知の上、お読みください。

宜しくお願いします。

ここはどこなんだ?


俺はさっきまで車で寝ていたのに。


俺は雨の中見覚えのない道に立っていた。

俺の目の前にはアメリカ映画よく見る現金輸送車。

まぁ、昔の現金輸送車はセダン型だけど。

そこに発煙筒のような筒を持った男性が中の運転手を脅している。


これ…昔、テレビのドキュメンタリー番組で見た気がする。 


俺は今、3億円事件の現場に立っているんじゃないのか?意識がはっきりすると目の前の現金輸送車は消え、現代の景色に切り替わったた。


立川市の現代の姿のようだった。


そう思っていると過去の映像に再び切り替わる。

犯人は現金輸送車を奪うとそのまま走り去った。

結局、犯人特定には至らず、事件は迷宮入りし、

事件から7年後には時効が成立。

今では犯人特定には成功したとしても、逮捕する理由がない。


…それでも犯人に逃げられやしないということを突きつけたい。今はもう、迷宮入りなんてさせないって

みんなに理解させないと。


俺は意識の中で現金輸送車を追った。

すると車は現代ではあまり見かけなくなった

暴走族の溜まり場に到着した。


その場で待っていた二人の少年。


成功したことに喜んだ少年たち。

その場で事前に相談していたのか。

金を分配し、それぞれが持ち去った。


その後、全員の家へと到着し、少年達は初めて見る

大金に目が眩んでいた。たが、正気に戻ると不安に

かられ始める。自分達は逮捕されるんじゃないか。


世間から非常識だと罵られ、家族にも見捨てられるのではないのか。


そう思った彼らは、金を一旦隠すことにした。

一人はみんなでよく遊んだ地元の空き地に。

一人は何重にも袋に包み、小学校の頃に同級生達と埋めて成人したら掘り出そうと決めた場所に。

一人はただ、一人だけは自信に溢れた顔つきで、

その金を見つめていた。


そこで俺は起こされた。


「大貴くん、着いたぞ。」


…村上さん。俺も真相にたどり着きましたよ。

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