表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/50

何かお礼させて?

「何かお礼させて?」


手術が無事成功し、彼女のお母さんの元気な姿を目にした彼女は俺を食堂まで引っ張って行って、言った。


お礼…付き合うとか?いや…もしそれをしたら学校の女子から軽蔑されるよな。お母さんを人質にしたとか言って。


なら…学校の男子生徒全員を落胆させる一手にしようかな。俺も嬉しいし、彼女の負担もそこまでじゃない筈。


「なら、これから毎日俺の分もお弁当用意してくれない?いつも自分で用意してるんでしょ?」


「ん?そんなことでいいの?」


「そんなことって…。俺が毎日真理ちゃんに手作り弁当作ってもらってるって知ったら、学校の男子全員俺を羨ましがるだろうよ。」


「ふ〜ん。いいよ。」


「じゃあ、楽しみにしてるね。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ