行け 嵐のように
1番
透き通る 世界を 戦いながら
蒼生 守る風よ
遠い記憶 胸に秘めて
誓いを 抱いてゆく
倒れた 影を 数えながら
歩みは止まらず
吹き荒れる 闇の中で
光を 探すのさ
行け 嵐のように ただの日本人として
命を懸けて 道を拓く
孤独な背中に 刻まれた傷を
誇りに変えて
行け 風のように 果てしなき夢を
掴めぬままでも 前を向いて
滅びの果てで 風が呼ぶなら
その声に応え
2番
燃え上がる 街を 抜けて行く
運命を 裂いて
失くしたもの 胸に抱きしめ
進むべき道へ
過去に縛られ 心揺らいでも
倒れはしない
友の声が 背中押すから
負けるわけにはいかない
行け 嵐のように ただの男として
血潮流し 未来を掴む
絡まる闇に 灯りともせば
道は開ける
行け 風のように 終わりなき戦い
消えてもなお 響く祈り
滅びの果てで 風が歌えば
それが 俺の証
3番
冷たい 夜空に 星は無くとも
胸に灯をともす
約束は まだ消えやしない
明日へ 歩み出せ
傷ついた 魂が 叫び続ける
それが生きる証
風に乗せて 運命切り裂き
最後まで走れ
行け 嵐のように ただの男として
何度倒れても 立ち上がる
希望の風が 吹く限りは
終わらせはしない
行け 風のように 命懸けて
この身朽ちても 灯は継がれる
滅びの彼方で 風が呼べば
俺はここにいる