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ゆけ ■き風
灰の街 呼吸を止めて 背中を押されて
静寂を 切り裂くように 一歩を踏み出す
遠くで消えた声を抱いて 燃える剣を抜いた
守れなかったものに 名を呼ばれた
許されぬまま 生き延びても
罪の意味なら とっくに知ってる
ゆけ 黒き風 滅びの果て
砕けても 守る意志だけは
ゆけ 黒き風 その刃で
かつての夢すら 断ち切って
裂けていく 過去と現在が 傷口のように
誰よりも 深く知ってる 決して戻れぬ
闇より生まれ変わる 憎しみと 選んだ正義が
今この手にあるなら 迷わない
ひとりきりでも 繋ぐ未来
誰のためかと もう問わない
ゆけ 蒼き風 絶望越え
託された 光だけ信じて
ゆけ 蒼き風 命尽きて
なお戦え 風のように