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孤独者の共闘  作者: ZELO
6/7

決断

投稿に感覚空いてすみません

あの反撃から約一週間、二人の仲はさらに深まっていた。

この一週間いじめっ子達からのイジメは無くなったわけではなかったが、以前に比べれば遥かに少なくなっていた。

そして今日、イジメアンケートが学校で実施された。二人は悩んだ。アンケートには問1に

『あなたはいじめられていますか?』という質問があったからだ。

二人の本音はあのいじめっ子達に反撃や復讐がしたいわけじゃない。ただ以前のように仲良く、楽しく笑い合ったり、時にはぶつかるかもしれないけど、ただそんな日常に戻って欲しかっただけだった。

悩みに悩んだ結果、最近はイジメは少ないし…に丸をつけた。

二人は同じ考え方をしていたからか、アンケート終了後すぐに話し合いをした

〇〇君『どっちに丸をつけた?』

さくら『私は…に丸をつけたよ』

〇〇君『俺も同じ方につけた、やっぱり俺らの力じゃどうにもならないこともあるからな』

さくら『うん、でもこれで本当に良かったのかな?』

その質問を聞いた幼馴染は数十秒考えてから、

『しょうがないよ』

と悲しげな顔で言った。


アンケートから3日後、先生がイジメアンケートについて話した。

先生『今回、うちのクラスではイジメはありませんでした!』

明るい声で先生は確かにそう言った。

『え?』

二人の心はこの時、すごく冷えてしまった。

今回も読んでくれてありがとうございます

次回もよろしくお願いします!

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