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孤独者の共闘  作者: ZELO
5/7

勝者

今回はいじめっ子視点からです

あの激闘から数分後、いじめっ子のリーダーとも言えるいじめっ子Aは何故か笑っていた。自分のストレスを発散するどころか逆に溜めることになったにも関わらず、、、、だ。

いじめっ子A『奴らが奥の手に気付いてなくて良かったぜ』

いじめっ子D『奥の手?』

いじめっ子A『しょうがないからトリックを説明してやるよ』

いじめっ子B〜E『おなしゃす』

いじめっ子A『まず、はじめに公園で奴らを襲う、公園は街に近いだから街に誘導するためにも公園で襲った。街には不良がチラつくという話を聞いたことがあったからその不良を利用しようと思った、そのためには人目につかない場所つまりは裏道に誘導する必要があった、そこで工夫したのは追いかけるスピードだ、奴らと絶妙な距離をとって裏道に進むよう誘導しようとしたが、今回はあいつらが自分から行ってくれたけどな、裏道に追い込みそこに不良がいなければそのまま私らで殴ればいいし、いるなら不良を利用してやればいい、イレギュラーだったのがあいつらの裏切りだ。』

いじめっ子C『そこまではわかったけど、結局奥の手ってなんなの?』

いじめっ子A『それはこれだ!』

と言ってカメラを取り出す。

その瞬間全員が納得したかのように笑い始める。

つまり、裏道にカメラを設置しておいたのだ。

いじめっ子達は自分達が勝者だと思いただひたすらにさくらと幼馴染を罵倒するように笑っていた。



一方さくらと幼馴染は、

さくら『その袋には何が入ってるの?』

幼馴染『何かのデータ?だ、俺には必要ないから、やるよ』

その会話が終わった瞬間、帰りの分かれ道に着いた。



家に着いたさくらはすぐにデータに入っていた動画を見た。そこに映っていたのは数十分前の自分達だ。場所はあの裏道だった。

しかし、さくらはそんなことよりも他に目を引かれていた。それは幼馴染の"手"だった。

それを見たさくらは


ありがとう


ごめんね


泣きながらその言葉をひたすら言い続けていた。


今回も読んでくれてありがとうございます

次回もよろしくお願いします!

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