原因
別の作品まだ完結してないのに気分で2作目を作ってしまった。
小説
彼女はイジメにあっていた、、、、
これはそんな孤独者の物語。
小学3年生の春のある日。
先生『64÷8は? さくらさん』
さくら『9です!』
先生『惜しいね! 正解は8だよ〜』
さくら『ごめんなさい、、、』
思えばこの時のごめんなさいは誰に向けられていたのだろうか、、、先生かいじめっ子かもしくはいつかこの出来事を思い出すかもしれない自分か、、、
何故こんなことになっているのかそれは二週間ほど前に遡る。
クラスメイトA『知ってる?さくらってあの〇〇君の幼馴染なんだって〜』
軽い口調でそう言うクラスメイト。
クラスメイトB『なんであんな奴が〇〇君の隣にいられるの!見てるだけで腹立つんだけど!』
クラスメイトAの意見に賛成するようにクラスメイトBが言う。
良くも悪くもその悪口は彼女の耳には届いていなかった、そう『彼女の耳には』だが、〇〇君には聞こえていたようだ。
〇〇君『おいお前ら、今なんて言った?』
クラスメイトA、B『......................』
無言を突き通す彼女らクラスメイトA、B。
〇〇君『なんて言ったか聞いただけなんだけどなぁ〜? 言えないって事は聞かれたくない事だったのか?』
クラスメイトA、B『そ、その、、、、、、、ごめんなさい!』
謝った後まるでこの世のものとは思えない化け物を見てしまったかのような速さで一気に走って逃げて行く。それもそのはずだ、その時の〇〇君の顔はとてもそうとても、、、、、狂気に満ちていたのだから。
その次の日
彼は周りから恐れられるようになり、さくらへの悪口はなくなった。だが人間の汚いところがそれでなくなったわけではない。クラスメイト達は表で言わなくなった分、裏ではさくらを庇った〇〇君のような狂気で悪口を言いまくっていたのだ。
悪口を言うときは周りに誰がいようとどんな場所であろうとクラスメイト達の最も恐れているものにさえ会わなければとにかくさくらの悪口、時には〇〇君の悪口の話で喜々として盛り上がっていた。
それを見ていた大人達は
かわいそうに、、、
とただ見ていることしか出来なかった。止めに入ることもできたはずなのに、それほどまでにクラスメイト達の狂気は常軌を逸していた。
さらに次の日、その日は丁度土曜日だった。
さくらと〇〇君は二人で買い物に出かけていた。
買い物といっても小学3年生で買えるものなどたかが知れている。お菓子やおもちゃなどである。
さくらと〇〇君は今まではお菓子やおもちゃが安く売っている店に行っていたが、今日からはそのお店には行けなくなってしまった。今まではさくらが嫌われていても幼馴染が守ってくれていたが、あの出来事を境に幼馴染もクラスメイト達に警戒されているため、彼らの行きつけでもあるその店には行けなくなってしまったのだ。代わりに今日は少し値段は高いが、商品の種類が多い店に行くことにした。
どうだったでしょうか?
あまり明るい話ではないですが、なんとか完結できるように頑張ります。